ThinkPad X250 メモリの交換・増設方法(スロット数は1つ・最大16GB)

ThinkPad X250 メモリ交換・増設方法
→ ThinkPad X250のスペック・詳細


ThinkPad X250にメモリを挿せるスロットは1つのみで、最大搭載可能メモリは8GBです。最大メモリにするのであれば8GBメモリ1枚を用意する必要あり。(4GB×2枚は搭載できません)

対応のメモリ規格は PC3-12800 DDR3L SDRAM → X250対応メモリ


2015年6月追記
→ X250で16GBメモリが選択可能になりました


ThinkPad X250には内蔵のフロントバッテリーと外付けのリアバッテリーがありますが、フロントバッテリー内蔵モデルをご利用の方は内部バッテリーの無効化を行って、本体への電流を遮断してからメモリの交換をしてください。



1.裏蓋(カバー)をあける


ThinkPad X250を裏返して、リアバッテリーを取り外します。

X250のリアバッテリーを取り外す


8本のネジをプラスドライバーで緩めます。
ネジにはストッパーがついていて本体から外れない仕様になってますので、無理に回しすぎないようご注意を

X250裏蓋についている8本のネジを緩めます


X250メモリ交換、最大の山場であり、難関の裏蓋を開けます

個体差はあると思いますが、ぴっちり固く閉ざされていてなかなか開きません。

X250と本体が全く同じX240の時から何台か裏蓋を開けてきてますが
ポイントとしてはパームレスト部分の左下が開きやすかった。

X250の裏蓋はパームレスト側、左部分が開けやすい

まずはパームレスト側の前部分を開いてから側面へ。

側面を開けるのが一番苦労する部分で、
爪を挟み込みながら引き上げてもなかなか開いてくれません。


時間短縮のために、秘密兵器、コジアケ器具を利用して側面を開きます。

開きづらい側面はコジアケ器具を利用すると便利

裏蓋と本体の隙間に入れて軽くねじると、パキッと音がして開きました。
本体部分は樹脂製なので、ねじりすぎると、傷がつきますのでご注意を。


気合いと根性で素手で開けるのであれば隙間に爪を入れながら、半ば無理矢理引き上げるとなんとか開きます。

過去の経験から、力任せに裏蓋を引き上げると本体と裏蓋を固定しているツメが折れる可能性が高いですが、しっかりネジで止まるので特にその後の使用に影響はありませんでした。


側面が開いたらパームレスト側を手間から引き上げると・・・




ようやくメモリが見えてきました。

ThinkPad X250 分解 メモリの位置


2.メモリの交換・増設

Thinkpad X250のメモリスロットは写真でご覧の通り、1つしかないです。
増設といえども、4GBから8GBに交換するのがほとんどかもしれません。

※ThinkPad X250のメモリは最大で8GBまでです。


メモリを固定している金具を外側に開きます。
右手と左手の親指を使いながら同時に開くと外しやすいです。

X250 メモリを固定している金具を外側に開く


金具が外れると、メモリが起き上がりますので斜めに引き上げて外します。

x250 斜めに引き上げるとメモリが外せる


新たに取り付けるメモリを逆の手順で、メモリスロットに斜めに差し込みます

X250 メモリスロットに斜めにはめ込む


しっかり、メモリが差し込まれていることを確認してから
指で押し込んで、固定金具がかちっとはまるまで押し込みます。

x250 メモリの固定金具がかちっと音がするまでシステムボード側へ押し込む


3.裏蓋(カバー)を取り付ける

裏蓋を外したときとは逆の手順でカバーをはめ込みます。
リアバッテリー側をまず、はめ込んでから、パームレスト側へ。

外すときは一苦労でしたが、はめるのは簡単。
最後に8本のネジを締めて、リアバッテリーを取り付けて完了です。

X250の裏蓋に8本のネジをしっかり締めてバッテリーを取り付ければメモリ交換完了!


メモリの交換自体は超簡単で、ほんの数十秒でできる作業ですけども、
裏蓋の開封次第で、思いのほか、手こずる可能性もあります。

気合いと根性で、素手で裏蓋を開けるのも一つの手ですが、
過去の経験から言うと、爪が割れたり、指から出血したりするので(笑)

数百円で購入できるコジアケ器具などを事前に準備すると、スムーズにメモリの交換ができます。


→ ThinkPad X250 対応の8GBメモリ


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