X250のIPS液晶 HD（1366×768）とTN液晶の違い

ThinkPad X250の液晶モニタを選ぶときに「IPS」とついたものと
一般的に広く普及しているTN液晶を選ぶことができます。



→ ThinkPad X250の液晶を選択する



IPS液晶は色の再現性に優れ、視野角がひろく、精細できれいです。

一方、TN液晶は青っぽく表示される傾向にあります


ハワイ、ワイキキビーチのサンセット写真で比べてみる。


※クリックで拡大できます（以降の写真すべて）

色合いはIPSのほうが原色に近く、TN液晶は紫っぽく表示される。ハワイのサンセットというかバリ島の日の出のような幻想的な色合いになってます。

IPS液晶はコントラスト比が不利といわれてますが、明暗がハッキリするサンセット写真を表示させてみると、明るいところはきれいにハッキリ表示され、暗いところは暗く明暗がしっかり描写されています。（ご覧いただいている写真ではわかりにくいのが恐縮ですが・・・）

逆にTNは全体的に白飛びしたような感じで暗い場所もIPSよりよく見えてます。

実際の色に近いを表示、写真の雰囲気を感じさせるという点ではやはり、IPSですね。


次に青空があるハワイのワイキキ写真



TN液晶は青空が色鮮やかに表示されてますが、看板の白い部分まで青っぽく表示されて不自然。
IPSは原色に忠実で白をきれいに表示してます。


最後は食品。美々卯で食べたうどんすき



TN液晶は細かく見ると時間がたって色が抜けたネガ写真のような感じ。IPSは若干赤によってる感じがしますが、原色に近い表示です。

ディスプレイに色再現性が必要なクリエイターさんや写真をよく扱う場合は迷わず、IPS液晶を選びましょう。

逆にオフィスやwebサーフィンぐらいで特に写真や動画は扱わないというのであれば安価なTN液晶を選ぶとよいですね。


IPSのもう一つの利点としては視野角が広いのでどこから見ても色合いが全く変わりません。




逆に言うと電車内などでモニタを見られたくない場合もハッキリくっきり見えてしまうのでその場合はプライバシーフィルターを貼って対応するといいと思います。




ちなみにTN液晶の色合いは色調補正で修正することが可能です。
ある程度までは青っぽい液晶を修正することができますが
TNとIPSとでは機構が違うので全く同じとまではいかないですね。


完全にビジネス仕様で色合いは特に気にしない方はTN液晶
写真や動画などがきれいで色の再現性を求めるならIPS液晶を選ぶといいでしょう。


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